みどりの歯科クリニック

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干支(えと)

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【連載25】今年の干支は亥(い) 3.十二支と動物たち


十二支に動物たちが結び付く
十二支は、中国最古の王朝・殷の時代から、日付を表すのに使われていました。
しかし、それが動物たちと結び付くのは、秦の時代(紀元前200年代)でした。

それを示すのが、秦代の墓から出土した竹簡(ちくかん)です。
竹簡とは、文字を書くために、竹で作った札(ふだ)のことです。

そこには、十二支と動物たちの対応関係が、次のように書き刻まれていました。

「子は鼠(ねずみ)、丑は牛、寅は虎、卯は兔(うさぎ)、--、亥は豕(ぶた)。」

十二生肖(せいしょう)
この十二支に12の動物たちを割り当てたものを、「十二生肖」と呼びます。
「生」は動物たちを示し、「肖」は似せることを意味します。

なぜ動物たちを割り当てたか? については諸説あるそうです。
一説によると、暦を覚え易くするために、身近な動物たちを割り当てた、のだそうです。

この親しみ易い動物たちのお陰で、今でも十二支は私たちの生活の中に生き続けています。
 

 

2019-01-20 12:00:00

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【連載25】今年の干支は亥(い) 2.中国の殷(商)と干支


殷の甲骨文字
干支(えと)の歴史は古代中国の殷(商)の時代にまでさかのぼります。
殷は中国最古(BC17世紀頃~BC1046年)の王朝です。

その遺跡(殷墟)から出土した甲骨には、古文字が刻まれています。
解読を進める中で、それが漢字の原型であることがわかりました。

干支(かんし)で日付を表す
甲骨に刻まれた文には、十干(じっかん)と十二支を組み合わせた語、干支が幾つも現れます。
それは、色々な出来事の日付を表わすのに、干支が使われたからです。

十干の10個と十二支の12個の文字を組み合わせて、60日分の日付を表したのです。
これにより60日、すなわち2か月の周期で、日付を記録することができます。

十干を王の贈り名に付す
殷では先代の王などに対して、その死後に贈り名(諡(し))を奉りました。
これは生前の功績をたたえて贈られるもので、そこには十干(甲・乙・丙・--)が付されました。

例えば、悪政を正そうと夏の国を滅ぼした殷(商)の初代王は、「天乙(てんいつ)」と呼ばれています。
また、徳を積んで諸侯や人民に慕われた第4代王は、「太宗太甲」です。
 



 

2019-01-13 12:00:00

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【連載25】今年の干支は亥(い) 1.「かんし」と「えと」


『新年おめでとうございます。
 今年の干支は亥 -- 』

と言う時の「干支」は、「えと」と読むのが普通です。
一方、これを中国式に音読みすると、「かんし」になります。

ここでは、この「かんし」 と 「えと」についてお話ししましょう。

十干(じっかん) と 十二支(じゅうにし)
「干支」は十干十二支の略語で、十干の「干」と十二支の「支」から成っています。

ここで、十干とは次の10個の語を指します。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

そして、十二支は次の12です。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

干支(かんし) は数を表わす
上の十干と十二支を組合せて作った、60個の語が干支です。

01=甲子、 2=乙丑、03=丙寅、--、 09=壬申、10=癸酉、
11=甲戌、12=乙亥、13=丙子、--、59=壬戌、60=癸亥。

この干支は、日、月、年を始めとして、時間、方位などにも用いられました。

「えと」は「かんし」とは違う
日本では、「干支」を「えと」と読むのが普通です。
そして、読み方だけでなく内容面でも、上の「かんし」とは異なります。

すなわち、十干と十二支のうちの、十二支だけを暦の年に適用します。
そのため、干支(えと)は60年ではなく、12年の周期でやって来ます。

そして今年、2019年は十二支の最後、亥(い)の年です。
 

 

2019-01-06 12:00:00

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