みどりの歯科クリニック

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ギリシャ神話とアイリス

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【連載34】ギリシャ神話とアイリス 5.まとめ

【連載34】では、ギリシャ神話とアイリスのお話しをしました。

皆さまには、ギリシャ神話の世界やアイリスの花に興味を持って頂ければ幸いです。

みどりの歯科クリニックは、これからも皆様と共に歩んで行きたいと思っております。
どうぞお気軽にお立ち寄りのうえ、ご遠慮なくご相談下さいますようお願い致します。

 

2020-08-09 08:00:00

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【連載34】ギリシャ神話とアイリス 4.トロイ戦争で活躍するアイリス


ギリシャとトロイの10年戦争
トロイの木馬で知られるこの戦争は、紀元前13世紀、ギリシャにミケーネ文明が栄えた頃に起こりました。
総勢10万、1200隻近くのギリシャ大遠征軍が、トルコ西岸のトロイに上陸します。
対するトロイ軍は強固な城壁内に籠城し、戦いは10年の長きに及びました。

ホーマーの叙事詩イリアス
その最後の年の光景を描いたのが、ホーマーの叙事詩イリアスです。
全24歌のうち第5歌では、ギリシャの英雄ディオメデスが主役です。

しかしここでは、メッセンジャーと呼ばれる女神アイリスの、幅広い活躍をご紹介しましょう(*1)。

女神アフロディーテを救い出す
戦場でトロイに味方した女神アフロディーテは、ディオメデスに槍で手を突かれます。
負傷し激痛に襲われた彼女は、パニックに陥(おちい)り戦線から退きました。

すると疾風の如くアイリスが現われ、彼女を戦場から救い出したのでした。

オリンポス山に送り届ける
アフロディーテが戦車に乗ると、アイリスが隣に座り手綱(たずな)を握ります。

2頭の馬は鞭(むち)を合図に、疾風の如く走り出します。
そしてまたたく間に、12神の住み家である、険しく切り立つオリンポス山に着いてしまいました。

こうしてアイリスは女神アフロディーテを無事、トロイの戦場からギリシャの家まで送り届けたのでした。

(注記)
(*1) Homer, Iliad 5, Translated by A.T.Murray(1924).

 

 

2020-08-02 08:00:00

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【連載34】ギリシャ神話とアイリス 3.スウィート・アイリスは女神の花


ギリシャ神話の女神アイリス
ギリシャ神話の世界には、「アイリス」と言う名の女神がいます。
愛らしい彼女は、主役ではありませんが、色々なお話しに登場します。

使者として活躍
彼女は最初、神々の女王であるヘラの、専属使者(メッセンジャー)でした。
しかし後には、ヘラの夫で主神でもある、ゼウスの使者なども務めます。

虹にゆかりある女神と花
彼女は黄金の翼を羽ばたかせ、天界から虹を渡ってやって来ます。
このことから彼女は、ギリシャ語で「虹」を意味する、「アイリス(Iris)」と呼ばれています。

さらに、虹のように多彩に咲く花もまた、アイリスと呼ばれるようになりました(*1)。

女神のように愛らしい花
「スウィート(sweet)」と言う語には、「愛らしい、香りが良い」などの意味があります。

数多いアイリスの中でも、「スウィート・アイリス」と呼ばれる種こそが、
愛らしい女神アイリスに由来する、とも言われています。


(注記)
(*1) かつて米国アイリス協会(AIS)では、「虹を追う(Chasing rainbow)」という品種が賞を獲得したこともあります。
 

 

2020-07-26 08:00:00

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【連載34】ギリシャ神話とアイリス 2.華麗なスウィート・アイリス


もう一つのギリシャのアイリス
ギリシャには「ドワーフ・アイリス」の他に、もう一つ重要なアイリスがありました。

それが 「ダルマチアン・アイリス」、または「スウィート・アイリス」とも呼ばれる種で、 学名は "Iris pallida(アイリス・パリダ)" です。

「スウィート・アイリス」が自生する
その名のように、原産地はダルマチア沿岸部、現在のクロアチアです。

しかし、自生地はかなり広範囲に及ぶそうなので、
ギリシャにも自生すると考えられます。

スウィートな香りも魅力
ところで、アイリスの魅力は、華やかな花だけではありません。
その根が発する高い香りは、古くから人々を惹(ひ)きつけて来ました。

なかでもスウィート・アイリスは格別で、香水などの重要な成分となって、世界中で親しまれています。

子孫が世界中で咲き誇る
数多いアイリスの種のなかで、クラシックなアイリスとして人気があるのが、スウィート・アイリスです。

また一方では、原種となって数々の新品種を生み出しています。
代表格のジャーマン・アイリスは、多彩な色どりや華麗な花形から、日本でも評価が高まっています。


 

 

2020-07-19 08:00:00

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【連載34】ギリシャ神話とアイリス 1.女神が摘んだ小人のアイリス


アヤメ属の花たち
アヤメ属の花は世界で約300種、日本には約10種あります。

日本で最も一般的なのは、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの3種です。
この3種をまとめて「アヤメ」、と呼ぶことも珍しくありません。

アイリスがギリシャ神話を賑(にぎわ)す
アヤメ属の花はギリシャ神話にも登場し、英語表記で "Iris(アイリス)"とされています。
そのうちの一つが、後に冥界の女王となるペルセポネが、冥界の王に略奪される場面です(*1)。

うら若い彼女は牧草地ニューサで、色々な花を摘んで遊んでいました。
そこにはスイセン、ヒヤシンス、クロッカスなどと共に、アイリスの花もありました。

ギリシャ・アッティカのアイリス
日本の場合と同じで、ギリシャには幾種ものアイリスがあります。

その中の一つ 「ギリシャ・アイリス」では、学名(Iris attica)の後部に、
首都アテネ周辺を意味する「アッティカ」、の語が見られます。

神話に登場したのは、小人のアイリスだった?
このいかにもギリシャらしいアイリスこそが、女神ペルセポネが摘んだ花の一つだ、と推測されています。

この花のもう一つの名前は 「ドワーフ・アイリス(dwarf iris)」、すなわち 「小人のアイリス」です。
花の高さはわずか5~10cm、日本のアヤメ属が30~100cm程度ですから、正にかわいい小人です。

(注記)
(*1) Hesiod, Homeric Hymns, Epic Cycle, Homerica, Translated by Evelyn-White,H.G.(1914); THE HOMERIC HYMNS, II. TO DEMETER.


 

 

2020-07-12 08:00:00

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