みどりの歯科クリニック

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【連載24】花は国・地域の象徴 12.茨城県の花はバラ(その3:ノイバラが西欧で活躍)

【連載24】花は国・地域の象徴 12.茨城県の花はバラ(その3:ノイバラが西欧で活躍)


1.野生種と原種(*1)
バラは世界中で大人気で、現在、その園芸品種数は3万以上あると言われています。

この膨大な数の園芸品種の元になったものを、原種と呼んでいます。
原種は人の手で改変される前の、野生のままの種、すなわち野生種です。

ただし、野生種の全てが原種として活躍するわけではありません。
バラの野生種は約120種ありますが、その中で主な原種はたった8種類です。 
 
そのうち日本原産のものは2種類、ノイバラとテリハノイバラです。
 
2.日本の野生種がバラ史上で活躍
19世紀末、ノイバラはバラの原種として、西欧に渡りました(*2)。

そして西欧の園芸品種に、たくさんの花を房咲きさせる特性をもたらしたのです。
そこで生まれたのが、「たくさんの花」を意味するバラの系統、ポリアンサやフロリバンダです。

さらにノイバラやテリハノイバラから、つるばらを代表する系統、ランブラー・ローズが生まれました。

このように日本の野生種は、世界のバラの改良史上で、重要な役割を果たしました。

3.ノイバラたちは茨(うばら)の子孫かも
ところで常陸国風土記は、奈良時代初期の辺境地の事情を解説したものです。
従って、そこに記された茨(うばら)は、今で言う園芸品種ではなく、野生種のバラと考えて良いでしょう。

一方、上記の西欧に渡ったノイバラやテリハノイバラも、日本の野生種です。

となると、私たちに美しい房咲きを見せてくれるフロリバンダは、風土記の茨(うばら)の子孫かも知れません。

(注記)
(*1) ここで現れる数字は大まかな目安です. 文献毎に異なる場合が多く、園芸品種数では2万とも20万とも言われるからです.
(*2) 美野里:(ホームページ)/バラの選び方・育て方/バラの歴史と分類バラの歴史と分類.
 






 

2018-11-18 12:00:00

花は国・地域の象徴