みどりの歯科クリニック

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【連載24】花は国・地域の象徴 14.つくば市の花(その2:絶滅危惧)

【連載24】花は国・地域の象徴 14.つくば市の花(その2:絶滅危惧)


女体山から男体山へ
「西の富士、東の筑波」と言われるように、筑波山は古くから富士山と並ぶ有名な山でした。
そこで多くの植物学者が筑波山を訪れ、いくつもの新種が発見されました。

ホシザキユキノシタはそのうちの一つで、1924年、筑波山の女体山岩壁で松本荒次郎が発見・採集しました。
ところが、その後は生息が確認できないまま、35年もの月日が流れました。

そして、1959年、既に絶滅したとも言われる中で、その生息が確認されました。
今度は男体山の石垣で、木村義明がホシザキユキノシタの群落を発見したのです。

自然博物館の調査
茨城県自然博物館は、県下の野生生物を総合的に調査しています。
それによると、自然自生地のホシザキユキノシタは、個体数が減少しています(*1)。

しかし、ホシザキユキノシタの繁殖力の強さには、期待できそうです。
筑波山神社の石垣へ移植したものは活着(かっちゃく)が良く、うまく根付き成長しています。

絶滅危惧ランクの最上位
茨城県には、絶滅の恐れがある野生生物をまとめた、「茨城県版レッドデータブック」があります(*2)。
ホシザキユキノシタは、絶滅危惧ランクの最上位、「絶滅危惧IA類」です。

具体的には、「ごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高い」状況です。

(注記)
(*1) 茨城県自然博物館(1998):第1次総合調査報告書, 1998年3月28日.
(*2) 茨城県(2013):茨城における絶滅のおそれのある野生生物,植物編,2012年改訂版,(茨城県版レッドデータブック),平成25年3月.


 






 

2018-12-02 12:00:00

花は国・地域の象徴