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ブドウの科学
» 【連載26】ブドウの科学 2.世界のブドウ栽培と生産量
【連載26】ブドウの科学 2.世界のブドウ栽培と生産量
【連載26】ブドウの科学 2.世界のブドウ栽培と生産量
今では世界中の色々な国で、ブドウが栽培されています。
ここでは、その中でも特にブドウ栽培が盛んな国はどこか?
そして、そのブドウは何に使われるか? についてお話ししましょう。
主要国のブドウ栽培面積
右上図は、世界の主要国のブドウ栽培面積です(*1)(*2)。
収穫したブドウの、半分以上がワイン原料となる国が、赤色と黄色です。
赤色は西欧の国、黄色はニュー・ワールドの国です。
世界第1位はスペインで、3位フランス、4位イタリアと続きます。
これら伝統的なワイン生産国では、ブドウ栽培面積も大きいことがわかります。
一方、ブドウの半分以上を果物として生食する国が、緑色です。
その代表例が、世界第2位の中国です。
ブドウ生産量
右中図は、世界の主要国のブドウ生産量です。
ダントツの世界第1位は、大半を生食する中国です。
それに続く、2位イタリア、4位フランス、5位スペインが、伝統的なワイン生産国です。
3位の米国は、ニュー・ワールドと呼ばれる新しいワイン生産国です。
ワイン? それとも果物?
右下図は、主要国におけるブドウの用途を、世界地図上に円グラフ表示したものです。
紫色はワイン、黄色が干しブドウ、そして緑色は生食(果物)です。
ユーラシア大陸の西方と東方では、ブドウの用途が異なることがわかります。
すなわち西方のヨーロッパでは、ほとんどが醸造されてワインになります。
一方、東方のアジア方面では、ほとんどが果物として生食されています。
(注記)
(*1) OIV(2018); Statistical Report on World Vitiviniculture 2018, International Organisation of Vine and Wine(OIV).
(*2) 参考: 国連食糧農業機関のデータ(FAOSTAT)(2017).
2019-03-10 12:00:00
ブドウの科学