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ブドウの科学
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【連載26】ブドウの科学 4.フランスの主なブドウ品種
【連載26】ブドウの科学 4.フランスの主なブドウ品種
フランスの主なブドウ品種
右上図は、フランスの主なブドウ品種を、栽培面積の順に並べたグラフです(*1)。
この上位10品種が、全栽培面積の約7割を占めています。
第1位メルローの栽培面積は11.2万haで、唯一、10万haを超えています。
これに、2位のユニ・ブランと3位グルナッシュを加えると、全栽培面積の1/3以上になります。
メルロー(Merlot)
メルローは、世界中で最も広く栽培されている品種の一つです。
栽培面積も広大で、黒ブドウ品種の中では世界第2位を誇ります。
その中でフランスは、全世界の4割強を占めています(*2)。
フランスで最も重要な産地は、ボルドーおよびフランス南西部です。
最近では、フランス南部の栽培面積増加が目立ちました。
その名前の由来
メルローの原産地は、フランスのボルドーと言われています。
そして「メルロー」という名も、この地方で生まれたのだそうです。
昔々、メドック地方にメルロー(merlau)と言う黒い鳥がいました。
その鳥は、ブドウの木で熟している実を食べるのが大好きでした。
これを見た人々は、そのブドウをメルローと呼ぶようになりました。
ユニ・ブラン(Ugni Blanc)とグルナッシュ(Garnacha Tinta)
メルローと違って、この2品種の栽培地は世界的にかなり遍在しています。
ユニ・ブランの栽培面積は、フランスとイタリアの2か国だけで、全世界の9割強を占めます。
またグルナッシュは、フランスとスペインで全世界の約9割を占めています。
(注記)
(*1) OIV(2017); Distribution of the world's grapevine varieties, the International Organisation of Vine and Wine(OIV).
(*2) OIV(2018); Grapevine Varieties' Area by Country 2015(Latest update; March 2018).
2019-03-24 12:00:00
ブドウの科学