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ブドウの科学
» 【連載26】ブドウの科学 5.イタリアの主なブドウ品種
【連載26】ブドウの科学 5.イタリアの主なブドウ品種
【連載26】ブドウの科学 5.イタリアの主なブドウ品種
イタリアの主なブドウ品種
右上図は、イタリアの主なブドウ品種を、栽培面積の順に並べたグラフです(*1)。
この上位10品種を合わせた栽培面積は、全体の4割弱しかありません。
スペインとフランスでは約7割でしたから、かなり小さいことがわかります。
第1位のサンジョヴェーゼの栽培面積は5.4万haで、唯一、5万haを超えています。
2位以下の栽培面積は、いずれも1位の半分以下で、顕著な差は見られません。
イタリア全体の栽培面積は、最近15年間に約2割減少しています。
サンジョヴェーゼ(Sangiovese)
サンジョヴェーゼの栽培は、世界的に見てイタリアに偏在しています(*2)。
世界の栽培面積の約9割をイタリアが占め、アルゼンチン、フランスが続きます。
現在、イタリアではトスカーナ州を中心としつつ、その周辺地域でもサンジョヴェーゼが栽培されています。
また、16世紀末の文献によると、当時のイタリア・トスカーナでは、サンジョヴェーゼと思われるブドウから、優れたワインが造られていたそうです。
その名前の由来
サンジョヴェーゼと言う名前は、ラテン語の"sanguis Jovis"に由来します。
"sanguis"は血液、"Jovis"はジュピターでローマ神話の主神です。
従って、この品種の名前は「主神ジュピターの血」を意味しています。
(注記)
(*1) OIV(2017); Distribution of the world's grapevine varieties, the International Organisation of Vine and Wine(OIV).
(*2) OIV(2018); Grapevine Varieties' Area by Country 2015(Latest update; March 2018).
2019-03-31 12:00:00
ブドウの科学