みどりの歯科クリニック

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【連載27】伝説の花たち 2.ワスレナグサ:騎士と貴婦人のロマンス

【連載27】伝説の花たち 2.ワスレナグサ:騎士と貴婦人のロマンス


元祖はドイツかフランスか?
ワスレナグサ(勿忘草)と言う名前は、その英名 "forget-me-not"に由来します。
しかしそれも英語固有の名ではなく、その元祖はドイツともフランスとも言われます。

それらの国には、 "forget-me-not"の由来を示すお話が残っています。
語り伝えられる中で、そのお話は幾つものバージョンを生みました。

ここでは、ドイツに古くから伝わるお話の一例をご紹介しましょう。

騎士と貴婦人のロマンス
時代は中世、若い騎士とその恋人が、ドナウ川沿いの小道を散歩していました。
恋人が水辺を見下ろすと、川べりに小さな青い花が咲いています。

彼女はその花に魅了され、可憐な美しさに見とれていました。
するとその花は、水かさが増した川の流れに、押し流されそうになりました。

これを見た騎士は、花を救おうと川べりに駆け下りました。
そして川に身を乗り出すようにして、しっかりと花を握りしめました。

ところが彼は、鎧(よろい)の重さに引きずられ、激流に飲み込まれてしまいます。
水中に沈みかけながら、彼は握りしめた花を、彼女に向けて投げ上げました。

そして最後に、こう叫んだのです。
"Vergiss mein nicht ! (私を忘れないで!)"

それ以来ドイツでは、この叫びがそのまま花の名前になりました。
そして、このお話が英国に伝わると、その英訳 "forget-me-not" が、この花の英名になりました。
 




 

2019-05-26 12:00:00

伝説の花たち