みどりの歯科クリニック

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【連載27】伝説の花たち 4.ワスレナグサ:愛の象徴

【連載27】伝説の花たち 4.ワスレナグサ:愛の象徴


古くから、ヨーロッパ大陸ではワスレナグサの花を、「私を忘れないで(Forget me not)」と呼んでいました。
そして、この花は芸術や文学、さらには日常生活のなかでも、重要な役割を果たして来ました。

ひたむきな愛の象徴
右上図は、16世紀初めに活躍したドイツの画家、ハンス・フォン・クルムバッハの絵画です(*1)。
題名は「花輪を作る女」。窓辺に座った女性が、ワスレナグサで花輪を作っています。

頭上の細長いリボンには、' Ich pint mit "vergis mein nit"' の文字が見えます。
" "内の独語(古語)文が、英語の"forget me not"に相当する花の名前です。

女性のひたむきな愛を、ワスレナグサの花で表現したのが、この絵画です。

さて、この作品は絵が両面に描かれており、「花輪を作る女」は裏面です。
そして、表面には「若い男の肖像」が描かれています。

裏面の女性のひたむきな愛は、表面の若い男に向けられていたのです。

バレンタインのメッセンジャー
時は流れて19世紀、大英帝国の黄金期と言われる、ビクトリア女王時代のことです。
この時代、バレンタインを祝う行事が大変盛んになり、多くの人々がカードを贈り合いました。

そこで大活躍したのが、「愛」のメッセンジャーとしてのワスレナグサ(青色)でした。
数え切れないほどのワスレナグサが、バレンタイン・カードに乗って愛する人に届けられました。

(注記)
(*1) The Metropolitan Museum of Art: (Home Page)/Art/The Met Collection/ Portrait of a Young Man; (reverse) Girl Making a Garland, ca.1508.
 




 

2019-06-09 12:00:00

伝説の花たち