みどりの歯科クリニック

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【連載29】(夏休み特集)ハワイ 1.ジェット気流の秘密

【連載29】(夏休み特集)ハワイ 1.ジェット気流の秘密


行きは速いが帰りは遅い
日本とハワイを往復すると、行きと帰りでは所要時間が違うことに気付きます。

例えば、今年6月初めの成田・ホノルル間の直行便(デルタ航空)では、

・成田→ホノルル: 7時間10分、
・ホノルル→成田: 8時間37分。

でしたから、その差は1時間半近くあります。
そして冬になると、この傾向はさらに顕著になります。

原因はジェット気流
この差を生み出すのは、上空10km付近を西から東に流れるジェット気流です。

その長さは数千km、厚さ数km、幅百km以上、などと言われています。
風速には季節変動があり、冬は360km/hにもなります。

「成田→ホノルル」行きの飛行機は、このジェット気流に乗って飛びます。
そのため飛行機の速度(対地速度)は、動く歩道の上を歩く人と同じで、風速分だけ速くなります。

例えば次のような場合、

・飛行機自身の速度(対気速度): 900km/h
・ジェット気流の風速dddddd: 360km/h

地上から見た飛行機の速度(対地速度)は、900+360 = 1,260km/h、となります。

真の発見者は筑波の大石だった
このジェット気流を発見して世界に発信したのは、大石和三郎でした(*1)。

彼は、筑波の高層気象台・初代台長として、気球を使った高層の風観測に取り組みました。
1926年には、その成果を世界に向けてエスペラント語で発表しました。

しかし当時の研究者たちは、その偉大な成果に関心を示しませんでした。

そしてそれから20年後、シカゴ大学からジェット気流の論文が発表されると、彼の成果はその影に埋もれてしまったのです。

(注記)
(*1) John M. Lewis(2003); OOISHI'S OBSERVATION, Viewed in the Context of Jet Stream Discovery, BAMS-84-3-357, March 2003.

 





 

2019-07-28 12:00:00

(夏休み特集)ハワイ