みどりの歯科クリニック

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【連載30】かぐや姫 5.物語の構成と概要

【連載30】かぐや姫 5.物語の構成と概要


大秀が9つに分けた
江戸時代後期、飛騨高山に本居宣長を師と仰ぐ国学者、田中大秀(おおひで)がいました。
彼は名著「竹取翁物語解」で物語全体を9つに分け、今でもそれが広く認められています(*1)。

竹取物語の概要
その第1では、かぐや姫の生ひ立ちが紹介されます。

第2では、5人の貴公子たちが求婚すると、かぐや姫は一人一人に難題を突き付けます。

例えば、車持皇子(くらもちのみこ)には「蓬莱(ほうらい)の玉の枝、を折って来てください。」と言います。
しかも、その木は「根が銀、茎が金、実が真珠」だと言うのです。

第3~7では、各貴公子が難題に取り組みますが、いずれも失敗に終わります。

第8では御門(みかど)が登場し、かぐや姫に求婚するも失恋します。

第9では、かぐや姫が昇天して月へ帰ります。

大きくまとめると3つ
上の9つは、大きく3つ(Ⅰ~Ⅲ)にまとめることが出来ます。

Ⅰ.かぐや姫と貴公子たち (1~2)
Ⅱ.五人の貴公子たちの失恋 (3~7)
Ⅲ.御門の失恋とかぐや姫の昇天 (8~9)

最後に
このように竹取物語は全体を9つに分けることが出来ます。
但し、第9の最後の部分を独立させて、「第10.富士の山」 とすることがあります。

(注記)
(*1) 塚原鉄雄(1976):竹取物語の文章構成,中古文学,1976年,17巻,p.1-15.


 

 

2019-11-03 08:00:00

かぐや姫