みどりの歯科クリニック

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【連載30】かぐや姫 11.かぐや姫が天に昇る

【連載30】かぐや姫 11.かぐや姫が天に昇る


月から使者がやって来る
八月十五日の真夜中、大空に天人が現われ、やがて地面近くまで降りて来ます。
しかし、帝が遣(つか)わした二千の兵や翁(おきな)は、力が抜けて何の抵抗も出来ません。

「しばらく待ちなさい」
・(原文)
天人の中に、持たせたる箱あり。
天(あま)の羽衣(はごろも)入れり。 またあるは、不死の薬入れり。
      --- 中略 ---
かぐや姫、「しばし待て」と言ふ。
「衣着せつる人は、心異(こころこと)になるなりと言ふ。
もの一言、言ひ置くべき事ありけり」 と言ひて、文書く。
      --- 中略 ---
『(歌) 今はとて 天の羽衣 着る折(をり)ぞ 君をあはれと 思ひ出でける』


・(現代語訳)
天人の中の1人に、持たせている箱があります。
(その中には)天の羽衣が入っています。またある(箱に)は、不死の薬が入っています。
      --- 中略 ---
かぐや姫は、「しばらく待ちなさい」と言います。
「(天人が)天の羽衣を着せた人は、(地上の人とは)心が異なってしまう、と言います。
(着る前に)一言、言い残したいことがあります」と言って、手紙を書きます。
      --- 中略 ---
『(歌) 今はもうこれまでと、天の羽衣を着る時になり、 あなたのことをしみじみと思い出しております。』

かぐや姫が天に昇る
この歌を詠(よ)み終えると、かぐや姫は百人ほどの天人を連れて、天に昇ってしまいました。

(終わり)


 

 

2019-12-15 08:00:00

かぐや姫