みどりの歯科クリニック

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【連載32】アドリア海を行く 13.神話から始まるブトリントの歴史

【連載32】アドリア海を行く 13.神話から始まるブトリントの歴史

古代ローマの叙事詩
古代ローマの詩人ウェルギリウスの叙事詩、「アエネーイス」 はラテン文学の最高傑作と評されています(*1)。

エーゲ海東岸で栄えたトロイが陥落すると、英雄アエネーアースは神のお告げにより、イタリア半島をめざします。
地中海の長い船旅を経て半島に着いた彼は、激戦の後に土着勢力を征圧し、古代ローマの礎を築き上げるのです。

トロイの王子が築いた町
さて、トロイの王プリアモスには100人近くの子供がいました。

その中で息子ヘレノスはトロイ陥落後、現在のギリシャ北西部イピロスの地に逃れて来ました。
そして海に囲まれたブトリントに町を築き、さらにはイビロス地方の王になったのでした。

ブトリントのギリシャ・ローマ時代
古代ギリシャが最盛期を迎えると、ブトリントの町は、西にイタリア半島また北には未開の地を控えた、戦略的拠点として栄えました。
そして丘の上のアクロポリスをはじめ、劇場、広場(アゴラ)、神殿や城壁などが建設されて行きました。

その後、ローマ帝国が勢力を拡大する中で、ブトリントはその保護下に入りました。
特に皇帝アウグストゥスの時代には、屯田兵の入植と併せて、水道、浴場、住宅などが建設され、町の規模が2倍に膨らんだとも言われます。

アルバニア初の世界遺産
このブトリントは1992年、アルバニア国初の世界遺産に登録されました(*2)。

ブトリントへは、県庁がある町サランダからバスで1時間弱です。
そしてサランダは欧州のリゾート、ハネムーンの町としても人気上昇中です。

(注記)
(*1) Virgil (translation by John Dryden(1697)): The Aeneid.
(*2) UNESCO: (Home Page)/World Heritage List/Butrint.


 



 

2020-05-10 00:00:00

アドリア海を行く