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ギリシャ神話とアネモネ
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【連載33】ギリシャ神話とアネモネ 3.赤く染まるアドニス川
【連載33】ギリシャ神話とアネモネ 3.赤く染まるアドニス川
アネモネは地中海東部の花
アネモネは原産地である地中海東部で、沿岸地帯を中心に分布しています。
国で見ると、ギリシャからトルコ、シリア、レバノン、そしてイスラエルに至る地域です。
国名レバノンは白い雪に由来
そのなかでレバノンは、暑い中東にありながら、冬には山々が真っ白に雪化粧します。
首都ベイルートから北東に70kmほど進むと、そこはもう山岳地帯の村アフカ(Afqa)です。
アドニスの名を持つ川
村の大きな洞窟からは、川が流れ出ています。
その名はアドニス川、あのギリシャ神話の美少年、アドニスの川です。
冬になると激しい雨が降るため、この川に赤い土砂が流れ込みます。
赤く染まった川の岸にアネモネが咲く
赤くなった川を見た人々は、「アドニスの血だ」と言います。
アドニスが赤い血を流して死んだ2月、アドニス川は毎年赤く染まります。
そして岸辺には、バターカップが真っ赤な花をつけるのです(*1)。
(注記)
(*1) アネモネはキンポウゲ科の中の1つの種です(キンポウゲ科イチリンソウ属アネモネ(Anemone coronaria))。
一方、英語圏ではキンポウゲ科(Ranunculaceae)を、"buttercup family(バターカップ科)"とも呼びます。
この場合、アネモネはバターカップ科の中の1つの種です。
2020-06-21 08:00:00
ギリシャ神話とアネモネ